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これまでの実績と著書の一部をご紹介します。

行動分析学マネジメント

2016年7月21日(木)に、弊社代表の舞田が、東京のSMBCコンサルティング(三井住友銀行グループ)ホールにて、恒例となりました下記セミナーを行ないました。

行動分析学マネジメント 行動科学による人材マネジメントと組織活性化
〜人と組織が劇的に変わる シンプルな”行動の心理学”とは〜

概要(狙い)】

今日の組織管理者や人事が取り組むべき課題は、どうやって組織に活力や創造力を持たせるかではないでしょうか。

あなたの会社には、上に立つ人が部下のモチベーションを上げられないとか、人事制度を変えたのに組織活力はかえって失われたといった問題はありませんか?

実はそうした問題は、人の「こころ」と「行動」を変える実践的心理学である行動分析学を使えば、速やかに解決できることが今まで実証されています。

このセミナーでは、シンプルな理論とリアルなケース演習を通じて行動分析学のエッセンスを学び、明日からでも使えることを目指します。

【効果、到達目標

l   人や組織をすぐに変えるための実証された科学的方法を習得できる

l   組織の文化風土といった、見えない重要要素を意図的に変えられる

l   他者だけでなく、自分をも楽しく成長させられる方法を習得できる

プログラム】

1.マネジメントの進化論

1)21世紀のマネジメントは20世紀と何が違うか

2)マネジメントの技術は工学、財務から心理学へ

*第一段階 マネジメントの誕生と、初期の人間観

*第二段階 経営技術の発達に伴う、人間観の変化

*第三段階 イノベーション競争と、新しい人間観

2.行動科学とは何か

1)経営管理に活かす心理学

●OBMとは何か

2)行動科学の目的と特徴

●精神分析学と行動分析学

3)人格は変わらなくても行動は変わる

●行動の経営学

3.行動を変えるセオリー

1)どうやって人の行動を変えるのか

●人の行動を支配する「随伴性」とは

2)指示だけでは人は動かない

●プロンプト症候群の職場

3)人の自発性を無理なく強化する

●思わず動く「仕向け」をする

4)上司の何気ない言動が部下の士気を落としている

●実はよくある「無意識の弱化」

5)ネガティブな言動への正しい対処

●手間をかけずに行動を変える

6)行動を変える上手な褒め方

●「60秒ルール」の使い方

7)結果を出させ達成感を感じさせる技術

●チェイニングとシェイピング

4.ケーススタディ

ケース1:沈滞した会議を活性化する

●どこにでもありがちな、盛り上がらない会議を活発にする心理学的手法

ケース2:「ことなかれ」部下を変える

●部下が挑戦しない理由を行動分析学で解明して科学的に変える方法

5.組織文化のマネジメント

1)組織文化の科学的正体

●文化の正体は、随伴性の集合体

2)組織文化を変える方法

●ABC分析で文化を斬る、変える

3)組織の活性化に向けて

●変化の連鎖反応をつくるには

6.自分自身をモチベートする

1)トップアスリートの秘密

●ハイパフォーマーの自己マネジメント

2)どうやって自分の行動を強化するのか

●自分を変える心理学スキルと簡単なコツ

7.まとめ

1)振り返りと質疑応答

2)明日から変わるために

●気持ちが「上がる」目標を立てるには

なお今回のセミナーは、ILD代表で早稲田大学ビジネススクール客員教授の大島洋氏、ビジネス・ブレークスルー大学院大学教授の川上真史氏と、舞田との3名による3日間の「課長職マネジメントコース」の最終日となりました。

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