財団法人 労務行政研究所が発行している人事マネジメントの専門誌『労政時報』に、舞田が「チームへの貢献を引き出す評価制度」を書きました。
近年の人事制度が個人主義に走るきらいがある、との問題提起に答えたものです。
チームに対するメンバーの貢献意識を引き出す制度的工夫について、提言させていただきました。
目次
「チーム」の時代
- 日産自動車のV字回復の原動力となった「クロス・ファンクショナル・チーム」
- なぜ「チーム」なのか
チームにおける個人の評価上の特徴と課題
- チームリーダーは組織図上の「上司」とは限らない
- チームリーダーは一定していない(期中で代わる)
- メンバーをチームの外側から評価するのは難しい
- チームにおける個人の貢献は、数字に出にくい
今日の一般的な評価制度の特徴と課題
- 「チームにおける個人」の評価にはなじまない
- 「絆」は評価されない
チームへの貢献をどのように把握・評価するか
- シンプルな仕組みで行う
- 「評価」「登用」「報酬」の組み合わせで考える